9月上旬。
新芽の摘み取りから60日ぐらいたちました。
この頃になると、茶の葉は硬くなってきます。
これが、翌年には一番茶の親葉となるのです。
地方によっては、
二番茶の後に出た新芽を三番茶として収穫する場合もあります。
しかし、よこや製茶では
夏から10月まで茶樹を休ませます。

冬を越す準備をする茶樹
10月になると、
茶の木の地上部は成育を停止します。
なぜ成育を停止するようになるでしょう?
この頃は、気温も下がってくるのですが、
日照時間も短くなってきます。
植物は日照時間が短くなってきたことを感じ、
冬に向かう冬支度の準備をするのです。

このころ私どもは、
茶刈機でカマボコ状形に整えます。
そして茶樹は、長い冬に向かいます。 |